「なんで会社辞めたの?」
と聞かれても、退職理由を全部説明する必要はありません。
詳しく話したくないなら、
「いろいろ考えた結果だよ。今はもう退職後のことを考えてる」
くらいにぼかして大丈夫です。
もう少しはっきり線を引きたいなら、
「理由はいくつかあるんだけど、細かいところは今あまり話してないんだ」
でも自然です。
ポイントは、別の理由を作るのではなく、話す情報量を減らすことです。
この記事では、「なんで辞めたの?」と聞かれたときに、相手との関係を悪くしにくい返し方を紹介します。
退職理由は「全部話す」か「嘘をつく」かの二択ではない
退職理由を聞かれると、
「本当のことを全部話さないと不自然かな」
と感じることがあります。
しかし、実際の会話では、理由を一言にまとめる必要はありません。
退職には複数の事情が重なっていることもありますし、まだ人に話したくないことが含まれている場合もあります。
そんなときは、
「いろいろ考えた結果だよ」
「自分の中では一度区切ったほうがいいと思って」
「理由はいくつかあるんだけど、今は細かく話してないんだ」
のように、事実を大きく変えずに情報量だけ減らせます。
「話さない=ごまかしている」と考えなくて大丈夫です。
どこまで話すかで返し方を変える
退職理由を聞かれたときは、その場で「どこまでなら話せるか」を決めると返しやすくなります。
少しだけ理由を伝えてもいいとき
完全に隠したいわけではないなら、方向性だけ伝えます。
「いろいろ重なって、このまま続けるより一回区切ろうと思ったんだ」
「今後のことも考えて、退職することにしたよ」
このくらいなら、具体的な出来事まで話さずに済みます。
詳しい事情までは話したくないとき
理由を深掘りされたくないなら、
「理由はいくつかあるんだけど、細かいところは今あまり話してなくて」
「ちょっと説明すると長くなるから、今は詳しくは話してないんだ」
と伝えると自然です。
今日はその話をしたくないとき
その日の気分によっては、退職の話自体を広げたくないこともあります。
そんなときは、
「また話したくなったら話すね。今日は軽く報告だけで」
「今はもう辞めた後のことに気持ちが向いてるから、その話はまた今度かな」
と区切れます。
相手別に少しだけ言い方を変える
退職理由をぼかす場合でも、相手によって自然な言い回しは少し変わります。
親に聞かれたとき
親は心配から詳しく聞いてくることがあります。
その場合は、
「いろいろ考えて決めたことだよ。細かい事情は今は話さなくて大丈夫かなと思ってる」
くらいが使いやすいです。
心配されそうなら、
「急に決めたわけではないから、そこは心配しなくて大丈夫だよ」
と一言足してもよいでしょう。
親への退職報告そのものはこちらで詳しくまとめています。
友達に聞かれたとき
友達なら、少しやわらかい言い方でも自然です。
「まあ、いろいろあった(笑)。詳しい話はまた今度かな」
「理由はいくつかあるけど、今はあんまり細かく話してないんだ」
親しい友達でも、全部話す必要はありません。
友達への伝え方はこちらも参考にしてください。
知人に聞かれたとき
それほど親しくない相手には、さらに短くても問題ありません。
「いろいろ考えた結果ですね」
「事情はいくつかあるんですが、今はもう退職後のことを考えています」
知人相手では、自分から説明を広げないほうが自然な場合もあります。
さらに「何があったの?」と聞かれたとき
一度ぼかしても、相手からさらに聞かれることがあります。
そんなときは、同じ説明を少し言い換えて繰り返すだけで十分です。
やわらかく止める
「ちょっと細かい話になるから、今はそこまで話してないんだ」
はっきり区切る
「辞めたことは話せるけど、理由の細かいところは今は話さないでおこうと思ってる」
会話を別の方向へ移す
「まあ、そこはいろいろあって(笑)。それより最近そっちはどう?」
相手の質問に毎回答える必要はありません。
一度「詳しく話さない」と伝えたら、その線を保って大丈夫です。
「次は決まった?」まで続けて聞かれたとき
退職理由の次に、
「それで次は?」
「もう転職先決まった?」
と聞かれることもあります。
まだ決まっていなければ、
「まだだよ。今は少し考えてるところ」
で十分です。
詳しく話したくないなら、
「まだ整理中かな。決まったらまた話すよ」
と返せます。
退職理由をぼかしたあとに、今後の予定まで詳しく説明しなければならないわけではありません。
話したくないのに、つい説明しすぎてしまうとき
退職理由を聞かれると、沈黙が気まずくて、つい説明を足してしまうことがあります。
そんなときは、返答を一文で終えると決めておくと使いやすいです。
たとえば、
「いろいろ考えた結果だよ」
ここで一度止めます。
相手がそれ以上聞かなければ、そのまま別の話題へ移れます。
聞かれたら、
「細かいところは今はあまり話してないんだ」
と二段階目の返答を用意しておく。
このように、最初から長い説明文を準備するより、短い返答を二つ用意しておくほうが実際の会話では使いやすいです。
退職理由をぼかすなら「今話せる範囲だけ」で十分
退職理由を詳しく言いたくないときは、無理に別の理由を作る必要はありません。
「いろいろ考えた結果」
「理由はいくつかある」
「細かいところは今は話していない」
このくらいの言い方でも会話は成立します。
さらに聞かれても、
「また話したくなったら話すね」
と区切れば大丈夫です。
退職したことを伝えることと、退職理由をすべて説明することは別です。
自分が今話せる範囲だけ伝えて、その先は無理に広げないようにしましょう。

