自分の送別会を開いてもらう話が出たものの参加したくないなら、まず気遣いへの感謝を伝えて、そのうえで「今回は辞退したい」とはっきり伝えるのが自然です。
上司には、
「お気遣いいただきありがとうございます。ただ、今回は送別会は辞退させていただければと思います。」
幹事をしてくれそうな同僚には、
「企画してくれてありがとう。気持ちは本当にうれしいんだけど、今回は送別会はなしで大丈夫だよ。」
くらいで十分です。
自分の送別会は、普通の飲み会よりも「せっかく準備してくれているのに」と断りにくく感じやすいですが、無理に参加する必要はありません。
自分の送別会は「感謝+辞退」で伝える
送別会は自分のために開いてもらう場なので、断るときは「行けません」だけだと少し冷たく見えることがあります。
そのため、先に感謝を置くと伝えやすくなります。
上司に伝える
「お気遣いいただきありがとうございます。ただ、今回は送別会は辞退させていただければと思います。」
幹事に伝える
「準備してくれようとしてありがとう。今回は送別会はなしでお願いしたいです。」
同僚にカジュアルに伝える
「気持ちはすごくうれしいんだけど、今回は送別会はなしで大丈夫だよ。」
「ありがたいけれど今回は辞退したい」という形にすると、相手の好意を否定せずに断れます。
理由は詳しく説明しなくてもいい
送別会を断ると、
「何か予定ある?」
「どうして?」
と聞かれることがあります。
詳しく言いたくないなら、一言で十分です。
予定を理由にする
「退職前後で少し予定が立て込んでいるので、今回は辞退させてください。」
詳しく言いたくない
「少し都合があって、今回は参加を控えたいと思っています。」
理由を広げたくない
「特に大きな理由ではないのですが、今回は送別会はなしでお願いできればと思います。」
相手が納得するまで細かく事情を説明する必要はありません。
上司から「せっかくだから」と言われたとき
一度断っても、
「最後なんだから」
「せっかくだし参加しようよ」
と言われることがあります。
その場合は、感謝を繰り返しつつ結論は変えなくて大丈夫です。
やわらかく再度断る
「そう言っていただけるのは本当にありがたいです。ただ、今回は辞退させてください。」
もう少しはっきり伝える
「お気遣いはとてもありがたいのですが、今回は送別会には参加しないつもりです。」
話を終えたい
「気持ちだけありがたく受け取らせてください。」
新しい理由を足すより、同じ結論を丁寧に繰り返すほうが自然です。
幹事が準備を始めているときは早めに伝える
すでに店探しや日程調整が始まっているなら、辞退したいことは早めに伝えたほうが相手も動きやすくなります。
日程調整中なら
「調整してくれてありがとう。申し訳ないんだけど、今回は送別会は辞退したいと思っています。」
店を探してくれているなら
「いろいろ考えてくれてありがとう。ただ、今回は開催しなくて大丈夫です。」
参加者を集め始めているなら
「準備を進めてもらっているところ申し訳ないのですが、今回は送別会は辞退させてください。」
ここでは、理由よりも「辞退したい」という意思が伝わることが大切です。
一度「お願いします」と言ったあとでも断っていい
最初は送別会を開いてもらうつもりだったものの、あとから気が変わることもあります。
その場合は、
「一度お願いしていたのですが、やはり今回は送別会は辞退したいと思っています。準備を進めてもらっていたらすみません。」
と変更を伝えれば大丈夫です。
幹事へのカジュアルな連絡なら、
「一回お願いしてたんだけど、やっぱり今回は送別会なしでお願いしたい。準備してたらごめんね。」
でも自然です。
一度OKしたからといって、必ずそのまま参加しなければならないわけではありません。
送別会は断るけれど、挨拶はしたい場合
送別会には参加したくなくても、職場の人への挨拶はしておきたい場合があります。
そんなときは、
「送別会は辞退したいのですが、最終日には皆さんにきちんとご挨拶したいと思っています。」
と分けて伝えられます。
また、
「会を開いていただく形ではなく、最終日に簡単にご挨拶できれば十分です。」
と伝える方法もあります。
「送別会を断る=感謝していない」ではありません。
自分が負担の少ない形で区切りをつければ十分です。
送別会を断る短文を相手別に整理
| 相手 | 断り文 |
|---|---|
| 上司 | 「お気遣いいただきありがとうございます。今回は送別会は辞退させてください。」 |
| 幹事 | 「準備してくれてありがとう。今回は送別会なしでお願いしたいです。」 |
| 親しい同僚 | 「気持ちはうれしいんだけど、今回は送別会はなしで大丈夫だよ。」 |
| 再度勧めてくる上司 | 「ありがたいのですが、今回は辞退するつもりです。」 |
| 準備が進んでいる幹事 | 「準備中のところ申し訳ないですが、今回は辞退させてください。」 |
| 一度OKしたあと | 「一度お願いしていましたが、今回は辞退に変更させてください。」 |
| 詳しい理由を言いたくない | 「少し都合があり、今回は参加を控えたいと思っています。」 |
| 挨拶だけしたい | 「会は辞退しますが、最終日にご挨拶できればと思います。」 |
「送別会なしだと寂しい」と言われたとき
同僚から、
「最後なのに寂しいよ」
「少しだけでもやろうよ」
と言われることがあります。
そんなときは、相手の気持ちには触れつつ、参加しない結論は変えなくて構いません。
やわらかく返す
「そう言ってもらえるのはうれしいよ。でも今回はなしで大丈夫。」
感謝を強める
「気持ちだけでも本当にありがたいよ。今回は会はやらずに終えたいと思ってる。」
最終日の挨拶につなげる
「送別会はなしにしたいけど、最後にちゃんと挨拶はするね。」
「寂しい」と言われても、相手の気持ちを受け止めたうえで、自分の希望をそのまま伝えて大丈夫です。
自分の送別会を断るときの判断早見表
| 状況 | 伝え方 |
|---|---|
| まだ企画前 | 「今回は送別会は辞退したいです。」 |
| 日程調整中 | 「調整ありがとう。今回は開催なしでお願いします。」 |
| 店探し中 | 「準備中に申し訳ないですが、今回は辞退します。」 |
| 一度OKしたあと | 「一度お願いしていましたが、今回は辞退に変更したいです。」 |
| 上司が強く勧める | 「お気遣いはありがたいですが、今回は辞退するつもりです。」 |
| 同僚が残念がる | 「気持ちはうれしいよ。でも今回はなしで大丈夫。」 |
| 挨拶だけしたい | 「会はなしで、最終日にご挨拶できれば十分です。」 |
退職前の別の飲み会も断りたい場合
送別会とは別に、
「最後だから飲みに行こう」
と誘われることもあります。
送別会を断ったからといって、別の飲み会へ参加する必要もありません。
その場合は、
「誘ってくれてありがとう。でも今回は飲み会も参加しないでおくね。」
と伝えれば十分です。
「最後だから」と言われたときの返し方は、こちらで詳しくまとめています。
退職後の付き合いまで断る必要はない
送別会は断っても、
「この人とは退職後も会いたい」
と思う相手がいることもあります。
その場合は、
「送別会は今回はなしにしたいけど、また落ち着いたら個別にご飯行こう。」
と分けて伝えられます。
送別会という大人数の場を断ることと、退職後の人間関係をすべて切ることは別です。
退職前後の誘い全体の断り方はこちらで整理しています。
退職前後の誘いを断る言い方|送別会・食事・集まりを角を立てずに断る
自分の送別会は、感謝を伝えて辞退すれば十分
自分の送別会を断りたいときは、
「お気遣いいただきありがとうございます。ただ、今回は辞退させてください。」
と伝えれば十分です。
ポイントは、
- 企画してくれる気持ちには感謝する
- 「行けるか分からない」ではなく辞退したいことを伝える
- 理由を詳しく説明しすぎない
- 一度OKしたあとなら変更になったことを明確にする
- 送別会と最終日の挨拶は分けて考える
ことです。
自分のための会だからこそ断りづらく感じますが、無理に参加するより、希望を早めに伝えたほうが相手も予定を調整しやすくなります。

