失業すると、
「何から手を付ければいいのか分からない」
「手続きを忘れて損をしないか不安」
と感じる人は少なくありません。
失業後に必要な手続きには期限があるものも多く、
順番を間違えると、失業保険や各種支援を受けられなくなることもあります。
この記事では、
失業した直後から順番にやるべきことを
チェックリスト形式でわかりやすく解説します。
結論:失業したら最初にやるべきことは「5つ」
結論から言うと、失業後にまずやることは次の5つです。
- 退職書類を受け取る
- 健康保険の切り替えをする
- 年金の手続きをする
- ハローワークで求職申込みをする
- 生活費と支出を整理する
以下で、それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 会社から退職書類を受け取る
失業後の手続きは、会社から受け取る書類がなければ始まりません。
必ず確認したい書類
- 離職票(1・2)
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 健康保険資格喪失証明書(または退職証明書)
特に離職票は、失業保険の申請に必須です。
退職後すぐに届かない場合は、会社へ早めに連絡しましょう。
👉 関連記事:離職票が届かないときの対処法
② 健康保険を切り替える
退職すると、会社の健康保険は自動的に使えなくなります。
主な選択肢は以下の3つです。
- 国民健康保険に加入する
- 任意継続被保険者制度を利用する
- 配偶者などの扶養に入る
どれが得かは、収入・家族構成・自治体によって異なります。
👉 関連記事:国民健康保険と任意継続どっちが得?
③ 国民年金の手続きをする
会社を辞めると、厚生年金から国民年金へ切り替わります。
収入がない場合は、
- 全額免除
- 一部免除
- 納付猶予
などの制度を利用できる可能性があります。
放置すると未納扱いになるため、必ず手続きを行いましょう。
👉 関連記事:失業中の国民年金は免除できる?
④ ハローワークで求職申込みをする
失業保険を受給するためには、
ハローワークでの求職申込みが必要です。
この時点でやること
- 求職申込み
- 雇用保険の受給手続き
- 初回説明会の日程確認
申込みが遅れると、
失業保険の支給開始も遅れるため注意が必要です。
👉 関連記事:失業保険の申請手続き完全ガイド
⑤ 生活費と支出を整理する
失業中は、収入が一時的に減るかゼロになります。
このタイミングで、
- 毎月の固定費
- 支出の優先順位
- 使える貯金額
を整理しておくと、精神的な不安も大きく減ります。
支払いが難しい場合は、
減免・猶予制度が使えることもあります。
👉 関連記事:失業中の生活費が足りないときの対処法
よくある質問
Q1. 失業したらすぐハローワークに行くべき?
A. はい。失業保険をもらう予定があるなら、できるだけ早く行くのがおすすめです。
Q2. 何からやればいいか分からない場合は?
A. まずは「離職票の確認」と「健康保険の切り替え」から始めましょう。
まとめ|迷ったらこの順番でOK
失業後にやることをまとめると、以下の順番です。
- 退職書類を確認する
- 健康保険・年金を切り替える
- ハローワークで手続きをする
- 生活費を整理する
不安な場合は、
早めにハローワークや自治体の窓口へ相談するのが安心です。
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